227.第8回ケース練
物事を形にするのに、戦略を描く「頭」と進むべき道を決断する「腹」と実行に移す「手足」があるとすれば、ケースは「頭」を局所的に集中して鍛えるトレーニングだ。ビジネスケースよりも与えられた情報が少ない分、思考制約も少ないので、より柔軟な頭の使い方が求められる。
お題は・・・
A:ホノルルマラソンへの日本人参加者を増やすには
B:3か月で10%減量するには
C:花粉症患者を減らすには
D:Twitterを流行らせるには
E:ブランド物のパチモンを撲滅するには
の5本立て。今日は5問の各ポイントをまとめておきます。
A製品の特性を分解し、刺さるターゲットを考える
ホノルルマラソン=ホノルル(海外)×マラソン(走る)
に分解。海外に行ける時間・金もある高齢者層にアプローチするか、もしくは走るのが習慣化している健康志向のOL・主婦にアプローチするか。
B「ストックとフロー(インプット+アウトプット)」というフレームワーク
体重を減らすには、ストックを減らす打ち手と、フローを減らす打ち手に分かれる。前者は脂肪吸引など。後者は、食事の減量や低カロリー化などのインプット減少、運動や代謝改善などのアウトプット増加に分けられる。
このフレームワークは、「3か月で100万貯めるには」というケースでも共通だ。
C「加害者と被害者」というフレームワーク
加害者である花粉を叩く打ち手と、被害者である我々が花粉を吸わない・吸ったとしても感染しない方向性での打ち手の2方向に分かれる。「予防と対処」といってもいいかもしれない。
D「テクノロジーの採用者曲線」
テクノロジーを採用するInnovator・Opinion Leader・Early Majority・Late Majority・Laggardという5つの分類。
Twitter流行に当たっては、Opinion Leader〜Early Majorityにリーチするのが喫緊の課題か。
E水際での攻防戦
「日本でのパチモンの氾濫を抑える」というように問題を設定すると、日本政府が直接できる打ち手は、「海外メーカーが現地で生産したパチモンを日本に輸出するのを止める」のと、「日本人旅行者が現地で買ったパチモンを持ち込むのを止める」ことの2通り。
グローバルな問題は、図解して問題全体をクリアにとらえる必要が増すか。
今日も激しく問題解決の訓練になりました。ありがとうございました。
PS まもなくケース研のサイトができる予定♪
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