2012-05

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117.読書記録 「アイデアのちから」

 友人数人から勧められた本。やっと読めた。
さすがにこれだけ友人がほめるなら相当の良書だろう、とはおもっていたが、やはり期待を裏切らない名著だった。

アイデアのちからアイデアのちから
(2008/11/06)
チップ・ハースダン・ハース

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 この本、全米150万部突破のベストセラーの翻訳版。NHK「仕事の流儀 プロフェッショナル」にも出演した日本一のブックデザイナー鈴木成一氏による装丁、時の経済評論家・勝間和代氏による解説という鉄壁の布陣で日本でもヒットしている様子。
 ただし、勝間氏の解説が相当、上から目線なのに注意だが笑。。。

 以下、いつもどおり、まとめておきます。

<目次>
序章 アイデアのちから
第一章 単純明快である
第二章 意外性がある
第三章 具体的である
第四章 信頼性がある
第五章 感情に訴える
第六章 物語性
終章


<Learnings>
 この本はマルコム・グラッドウェルのベストセラー「Tipping Point」(邦訳「急に売れ始めるにはワケがある」)を前提としている。
 マルコム氏によれば、社会現象を一気に広まる(Tip)力には三つの要素があるという。
1つは少数者、2つは粘りの要素、3つ目に背景の力

 本書では、この2つ目の粘りの要素にフォーカスし、「いかに人の心に粘りつくアイデアを作るか」、というのがテーマになっている。

 著者2人は兄弟であり、優れたアイデアを大量に調査したところ、6つの法則が発見できたという。

1.単純明快(Simple)

2.意外性(Unexpected)

3.具体的(Concrete)

4.信頼性(Credible)

5.感情に訴える(Emotional)

6.物語性(Story)

の6つで、合わせて、SUCCES(サクセス)

 本書ではこのフレームワークごとに大量の例が語られている。
本書の凄さは、具体例の豊富さもさるごとながら、それらの質の高さ。いずれの例も世界最高レベルのアイデアが多いので、読んでいて全く飽きない。

 そして、このフレームワークの有効性は実験でも示されているという。広告制作の初心者を3つのグループに分け、広告制作のプロジェクトに取り掛からせた。

 1つは製品の予備知識を受け取っただけのチーム。もう1つはプロから2時間、自由連想型のブレスト訓練を受けたチーム。そして、残りは2時間、このフレームワークの使い方について訓練を受けたチーム。

 結果は・・・

 消費者に試したところ、創造性の評価は最後のグループが他の2グループより50%高く、製品に対する好意も55%高かったという。

 アイデア出しという右脳的ブラックボックスだった領域が、この6つの原則の登場により、部分的とはいえ、システマティックに整理されるようになったのは画期的だ。

 読み物としても面白いので相当オススメ。


PS インド旅行を計画中。。。☆


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まともなアイデアをまともに評価させる方法:アイデアのちから

アイデアのちから作者: チップ・ハース出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/11/06メディア: 単行本(ソフトカバー) ――素晴らしい企画が、そのまま高い評価を得ることはほとんど無い―― ――これは、私が人材育成プラン作成の担当者に任命されたときの話である―?...

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